上槽
〜もろみを搾ろう〜
ポンプ
酒
酒
タンク
タンク
醪の発酵が終了したら、いよいよお酒を搾ります。
田中酒造では昔ながらの槽掛け
(
ふながけ
)
で行います。
袋取り
圧搾
滓引き
仕込タンクより醪を送り
槽場で袋に取ります。
袋に取った醪は槽に整然と並べます。
この作業は熟練するまで
5
年以上かかると
言われています。(杜氏談)
均等に圧力をかけ、二晩ほど時間をかけてゆっくりとお酒を搾ります。
槽口より搾り立てのお酒がちょろちょろ出てきます。
このお酒がまた美味しいのだ。
滓
(
おり,もろみ等、搾りかす
)
とお酒を分離させるため、一度タンクへ貯め
5
日ほど
おきます。
上層の清澄した部分をまた別のタンクへ移します。
←タンクの底。中心が高く外側が低くなっています。
底が見えてくることを"坊主が出た!"と言います。
外側の低い部分にうっすらと滓が溜まります。
この部分が混じらないように別のタンクへ移します。